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忍びの国 和田 竜 新潮社

前作「のぼうの城」を読んだときは、気付かなかったのですが、この方は、和田 りょう、と言うのですね。りゅう、ではなく。
おお、坂本龍馬のりょう、だ、と思ったりして。

今回は、伊賀の忍者たちと織田家信長の息子の信雄の伊勢軍とのたたかいが軸になっています。
忍者って、わかっているようで、まったくわからない存在でした。
伊賀だの甲賀だの、
かっこいいよね、手裏剣しゅっしゅっって。
その忍者が出てきます。
男の子なんかだと、忍者になりたいって思ったこともあるのでは・・・

史実にもとづく小説だそうです。
虚無的な忍者がおそろしいけど、すごい迫力。
伊賀の忍者の無門と、対する伊勢の大膳が、どちらとも魅力的です。
後半では、無門にあらわされる伊賀の忍者の哀しみにぐっときたなあ・・・

メモ
だが本来、忍びの術というのはこういうものであった。何も跳んだり跳ねたりが忍者の本質ではない。肉体を使って働くのは無門ら下人の役目である。下人を追い使う三太夫ら地侍は、知恵を巡らし策謀を練った。術をかける相手の「心」を読み解き、その「心」につけ込むことで勝ちを得る。忍びの術の真価はそこにあった。

JUGEMテーマ:読書


モリヤ * わ行 * 11:06 * comments(0) * trackbacks(1)

のぼうの城 和田 竜 小学館

「冷血」を読みながら思い出した作品があった。
「冷血」のあとはそれを読もうと思っていたのだけれど
夫がめずらしく「おもしろかった」と勧めてくれたので、わりこみで読んだ。

いや・・・・すんごくおもしろかったです。

「のぼう」というのは「でくのぼう」のこと。
秀吉が天下統一をする時代、北条氏を打ち負かそうとしているところが舞台である。
この「のぼう様」は成田長親。北条氏側の大名。
臣下にも農民までにも「のぼう様」と呼ばれるうつけ者なのだけど、
秀吉臣下の石田三成の軍に果敢にも戦をのぞむ。

人の上にたつ者は、
人より秀で、人に尊敬され、畏れられ・・・と思うが、
本当に強者どもの上に立つものは
この「のぼう様」のような人なのかな、と思ったりした。

そういえば、似たような話をどこかで聞いた。
いや、あれは映画だったかな。

本当に人の上に立つものは
尊敬されたり、畏れられたりする者ではなく、
部下たちに
「おれたちがいなきゃ、この人はだめだ。この人を助けてやらなきゃ」と
思わせる者だって。

JUGEMテーマ:読書


モリヤ * わ行 * 20:37 * comments(0) * trackbacks(0)

さっぽろ喫茶店グラフィティー  和田由美  亜璃西社

 最近は喫茶店というものにあまり行かなくなった。P仲間と行くのはファミレス。たまにお茶でもと思って入るのはスタバかドトール。
 が、私は喫茶店大好き人間だったのだ。
 で、この本。いやー、懐かしいですね。1970〜1980年代を中心にした喫茶店の本です。もうなくなってしまったお店もたくさんありますが、もちろんまだまだ健在のお店も。
 さっぽろの喫茶店を著者の和田由美さんが独断でセレクトしたもの。
 あー、ここはよく行った。ここは素敵な店だった。この店にも思い出がある! と札幌で若い時期を過ごした私にとっては、涙がにじんでしまうような本なのでした。

 出版社の亜璃西社は札幌の出版社です。この本の著者でもある和田由美さんは、その社長。私が姉と慕う、豪快なレディーなのです。
 北海道に旅行する方、ぜひご一読くだされ。亜璃西社ではほかに「旨いもの」の店などの本も出しているのね。リンクをはりますので、ご興味のあるかたは訪問してみてください。和田由美さんのブログもくっついています。
モリヤ * わ行 * 16:28 * comments(0) * trackbacks(0)
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