スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

スポンサードリンク * - * * - * -

ロスト・シンボル ダン・ブラウン 角川書店

「天使と悪魔」「ダ・ヴィンチコード」に続く、ラングトン教授が謎をとくシリーズの3弾目です。 今回はフリーメイソンの謎。 上巻は、わけもわからずただただマラークという人物の不気味さに怯え、 下巻になると、どんどんおもしろくなりました。 前作、前々作同様、事件が起こってから解決するまではわずか12時間。 その半日の物語が上下巻おおよそ700ページに描かれています。 歴史上の事実をもりこみ、たくさんの歴史上の物や事の解説もあり、 ワシントンDCの街並の描写があり、 聞いた事もなかった科学の話があり・・・・ そしてフリーメイソンが守ってきた謎が最後に解き明かされます。 まったく知らない世界にいっとき浸る読書の楽しみを満喫するのです。 それにしても、全身刺青の男、マラークは恐ろしかった。
JUGEMテーマ:読書
モリヤ * は行 * 09:41 * comments(0) * trackbacks(0)

さまよう刃 東野圭吾 朝日新聞社

 もし自分の大切な娘が
どうしようもないほどの悪人である少年に殺されたなら

少年法に守られている加害者がいて
かえらない被害者がいる。
自分がその親だったら。

この小説の主人公のように
同じ年代の娘を持つ親としては
苦しい小説でした。


モリヤ * は行 * 10:13 * comments(0) * trackbacks(0)

どちらかが彼女を殺した 東野圭吾 講談社文庫

 「ゼロの焦点」が届くまで、ちょっと時間があいたので、
娘のおすすめ作品を読みました。

妹を偽装されて殺された現場を見た兄は、とっさに証拠品を隠し、警察の手にゆだねるのではなく、復讐するために自分で犯人を捜そうとします。
同じ事件を捜査している、東野作品ではおなじみの加賀刑事が、その前にたちふさがるのです。

この作品は、最後まで読者に犯人が誰なのかをおしえてくれません。
あなたも推理してみてねってことです。
容疑者は2人。親友の女性か、元恋人の男性。そのうちのどちらかが犯人なのですが、どこまでもふたりともあやしいのです。
巻末には袋とじになっている「推理の手引き」がついていて、そこを読めば結果がわかるのかな、と期待するのですが、そこにも明確な回答はないのです。
ただ、娘と話をしながら、犯人はあっちだろうと思ってはいるけれど。

古本で手にいれたので、とうぜん袋とじの部分はもう開封されていましたが、
そういえば、かなり昔(私が子どもだったころ)
お話の中頃から後半が袋とじになっている本がありました。
その当時、ずいぶん話題になっていた作品で、
「これ以上、読みたい気持ちがなければ封を切らずに出版元に送ってください。代金はお返しします」ってものだったと思います。
なんだったっけなあ・・・・
「ローズマリーの赤ちゃん」だったように記憶しています。
ローズマリーが身籠った子どもは悪魔の子?  みたいなお話だったように思いますが、もう記憶はさだかではありません。

もちろん開封して最後まで読みましたが。

モリヤ * は行 * 07:43 * comments(0) * trackbacks(0)

最後の授業 ランディ・パウシュ ランダムハウス講談社

著者はカーネギーメロン大学の教授。
バーチャルリアリティの第一人者、コンピュータサイエンス界の世界的権威と称される人物。
彼は膵臓癌で余命半年の宣告を受け、その最後の授業を行う。
この本は、ジェフリー・ザスローが、彼の53回の講義で語ったものをまとめたものです。

未来を背負う教え子に、
愛する家族に、
よき友人に
むけてのメッセージでした。

余命の宣告を受けるって、どんな気持ちなのだろう。
彼は、わからないままに死を迎えるよりも、
余命の宣告を受けて、
残された時間を最大限に思いを込めて過した人なのだろうな、と思います。

メモ
大切なのは完璧な答えではないーー限られたなかで最善の努力をすることだ。

威厳と自尊心の問題だ。虚栄心とは少しだけ違うんだ。

たまたまここに迷い込んで、事情を知らない人がいるかもしれません。父は僕にいつも、部屋に象がいたら、まず象を紹介しなさいといいました。(中略)「部屋にいる象」。無視しようのない明らかな問題が目の前にあるあと、人は見てみぬふりをしようとする。小さな部屋に象と一緒にいても、像に気がついていないふりをするのだ。

「きみが賢いのは知っている」と、僕は言った。「でも、ここにいる全員が賢い。賢いだけではだめだ。僕が研究チームに求めるのは、一緒にいるみんなが幸せな気分になることを手助けできる人だ」

自分を正確に評価できなければ、よくなっているのか、悪くなっているのか、知りようもない。

自分に対する評価をすすんで受け入れることは、僕が教育者として経験してきたなかでもいちばんむずかしい(僕自身の私生活でも簡単ではない)。残念ながらあまりに多くの親や教育者が、この問題をあきらめてしまう。自尊心を育てることについて語るときも、人格形成の誠実さより、中身のないご機嫌とりに頼りがちだ。現代の教育制度の下方スパイラルに関する話しはあまりによく聞くが、カギとなる要因のひとつは、子供をおだてすぎて本物のフィードバックが少なすぎることだろう。

何を言ったかではなく、何をやったかに注目する

経験とは、求めていたものを手に入れられなかったときに、手に入るものだ。そして経験は、きみが提供できるなかで、たいていもっとも価値のあるものだ。

責任を語らずに権利を語っても意味がない。権利は共同体から発生し、その見返りに僕たち全員は共同体に責任を負う。これを「共同体主義」と呼ぶ人もいるが、僕は常識と呼ぼう。

親ならだれでも、自分の子供に善悪の分別を教え、自分が大切だと思うことを伝え、人生で訪れる問題にどのように立ち向かうかを教えてやりたい。自分が人生で学んだことを話して、子供が人生を歩む道しるべのひとつにしてほしい。

JUGEMテーマ:読書


モリヤ * は行 * 10:58 * comments(0) * trackbacks(0)

ダイイング・アイ 東野圭吾 光文社

失われた記憶をとりもどそうとする主人公が、
二年前に自分が起こした交通事故を
もう一度掘り起こしていくお話です。

謎解きはもちろん読んでいてわくわくしますが、
社会性のある問題提起もなされているように思いました。

息子が「容疑者Xの献身」を読み始めました。
「おもしろ〜〜い」と夢中の様子。
中間試験を目前にして
彼は彼なりに葛藤もあるようですが。

息子は私と本の読み方が似ているので、
これで東野圭吾が好きになったら、
しばらく読み続けるのでは・・・と思います。

今までは、夫が読んで、興味のあるものは私も読んで、そのあと古本屋へ。
また、私が読んで(夫は私の読むものに興味をもたないことが多いので)、そのあと古本屋へ。
という流れがあったのですが、
子供たちも読む(かも)という本が増えたので、
ちょっとお得な感じです。

抜粋
ある人間の本質が、それまで外側から見えていた部分からだけでは類推できないことを、彼は彼なりにこれまでの経験で知っていた。

JUGEMテーマ:読書


モリヤ * は行 * 08:20 * comments(0) * trackbacks(1)

同級生 東野圭吾 祥伝社

学園小説と言うのでしょうか。
いえいえ、確かに登場する人物たちは高校生ですが、
そんな雰囲気ではありません。
東野圭吾なので、やはり事件がおこり
その謎を読み進めていくわけですが、
若い、高校生たちのほろ苦い思いが、なんともいえませんなあ。

私が東野圭吾を読んでいるのを見て、
娘が
「東野圭吾の小説って、泣けるよね」と言いました。
私がせつないなあ、哀しいなあ、と感じていることを
娘も感じているのだろうな、と思います。

また睡眠不足です。ねむねむねむ。
JUGEMテーマ:読書


モリヤ * は行 * 07:54 * comments(0) * trackbacks(2)

片想い 東野圭吾 文藝春秋

ジェンダーという、むずかしいテーマを扱った小説でした。
私がふだん、何気なく口にしている
女らしさ、男らしさに象徴される、固定観念の外側で生きている人たちが
たくさん出てきました。
なぜ、女だから、こうあれねばならないのか、
なぜ、男だから、こうしてはいけないのか、
「そんなこと、関係ないよ〜」と言葉で言ってみても
すりこまれた固定観念というのは存在するのだと思います。
たまたま、そこの内側に自分がいるだけで
それほど不自由を感じず、今まできたわけですが。

1つの殺人事件が起こり、それに関わった元同じ大学のアメフト部の人々。
彼らを含めて登場人物たちは、それぞれに片想いしているわけです。
切ないお話です。

また睡眠不足です。ねむねむ。


JUGEMテーマ:読書


モリヤ * は行 * 07:48 * comments(0) * trackbacks(0)

聖女の救済 東野圭吾 文藝春秋

TVドラマでもおなじみの湯川博士が出てきちゃったものだから、
福山さんの顔が浮かんでしまいながらの読書でした。

同じ女性としては、加害者に肩入れしちゃったりしながら、
被害者をまったく好きになれなかったので。

サスペンス物って、
睡眠時間が削られまする。
展開が気になって、一気読みしました。
ねむ・・・・

JUGEMテーマ:読書


モリヤ * は行 * 08:52 * comments(0) * trackbacks(0)

赤い指 東野圭吾 講談社

東野圭吾の作品は、読後感が切ないのよね。そしてとっても哀しいの。
今回の作品もそうだった。
事件の加害者である少年とその父母。
もうむかむかする人達なのね。
妻に何も言えず、面倒なことはすべて先送りして、自分が見えなければうやむやにして過してきた男と
文句ばかり言って、息子を溺愛していて、また息子を恐れて母親の機能をはたさない、妻の責任もはたさない、身勝手な女と
甘やかされて、馬鹿で、我が儘で、もうどうしようもない子供の代表みたいな息子と

それでも彼らはまた悲しみも苦しみも抱えていて、
泥沼にはまるように犯罪に手をそめてしまう。

りっぱな人間なんて、そうそういない
みんな、
ここに出てくる人物たちの側面を持っているのよね

せつない物語です。

JUGEMテーマ:読書


モリヤ * は行 * 08:57 * comments(0) * trackbacks(0)

サンクチュアリ フォークナー 新潮文庫

ちょっと前に「冷血」を詠みながら、この作品を思い出していたのだった。
この小説も同じ方にすすめられて読んだので。

で、ひさびさに本棚を探したら、あったので、読んでみたわけである。
もう紙は黄ばんで、とっても読みにくかったのだけれど。

陰鬱で、暴力的で、読んでいて辛くなる物語だけれど
それでも気がついたら読み進めているのよね。
魅力的だと思える人物がほとんどいないなか、
救いのように、一人の赤ん坊を抱えた女が光るのよね。
その女の語る物語は、悲惨なのだけれど、まったく感傷的ではないのね。
あの女はどこへ流れて行ったのかな。
どこへ行っても生きていくのだろうな、と思えたことが救いでした。


JUGEMテーマ:読書


モリヤ * は行 * 20:18 * comments(0) * trackbacks(0)
このページの先頭へ