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小学生に授業 河合隼雄・梅原猛 小学館文庫

JUGEMテーマ:読書


今回は、河合隼雄さんだけではありません。京都市立桂坂小学校で、日本文化研究センターの先生たちが授業をした、その内容です。対象は小学5、6年生。いやいや、こんな授業を聴いてみたいものです。

授業をしてくれた先生たちは
梅原 猛(哲学専攻)・・・学問の楽しさ
山折哲雄(宗教史・思想史専攻)・・・宮沢賢治
河合隼雄(臨床心理学専攻)・・・道徳
尾本恵市(自然人類学専攻)・・・自然に学ぶ
井波律子(中国文学専攻)・・・三国志
芳賀 徹(比較文化史専攻)・・・俳句
木村 汎(ロシア政治学専攻)・・・交渉
山田慶兒(科学技術史専攻)・・・時を計る
安田喜憲(環境考古学・地理学専攻)・・・地中の花粉

抜粋
(尾本恵市さんの「自然に学ぶ」という授業の中、子どもの頃から蝶を集めていた尾本さんが東京では生息していないはずのキベリタテハという蝶を見つけたという話から、)
 これをみなさんはどう思うかな。ただ運がよかっただけだろうと思うでしょう? 僕はそうは思わない。運というのはね、ただだま在っていれば上からポンと降ってくるものだと思ったら大間違い。運というものは、みんな自分でつかむものです。(中略)しかし、それがすごく珍しいチョウだってことは、僕はいろいろな図鑑を見て知っていたから採ることができたのです。だからやはり勉強していないと、運も近寄ってくれないのです。知らないうちに運はみんな通り過ぎてしまうのです。

木村さんの「交渉」の授業から
 結局、自分の文化が一体どういう特徴を持っているか冷静に勉強することが、一番目に大事なことです。
 二番目に大事なことは、そのことと同じくらいの真剣さでもって、相手の文化を研究し、理解することです。よその国の人の考え方を知ることは、ものすごく難しいことです。しかし、にもかかわらずそのことをぜひやらなければならない。
 三番目に、両者の間になんとかして橋をかけることができないか、と努力をつくすことです。
 そして四番目に、こういう日本語はないかもしれないけれど、「二文化人間」となることです。みなさん個人個人が二つの文化をわかる人間となることです。自分が生まれ育った日本の文化のほかに、どこかほかの国の文化ーーできるだけ数が多いほうがいいのですがーーひとつでもいいからほかの国の文化をわかるような人間になることです。
 そうして、異なる文化を持つ国の人たちと共に存在していく道を見つけていくこと。(中略)そういうことを具体的に身をもって教えてくれるのが「交渉」なのです。


モリヤ * か行 * 20:40 * comments(0) * trackbacks(2)

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