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メタボラ 桐野夏生 朝日新聞社

仕事に時間をとらねばならず、またずいぶん読書ができませんでした。

今回読んだのはメタボラ。
これは読書好きの友人、トビエイさんから勧めてもらった本です。
桐野夏生はたくさん読んでいますが、ストーリーが面白くて、ぐんぐん読み進めることができます。今回も長編ですが、一気でした。

最初はね、主人公がなぜかわからないけれど、山の奥深くに入り込んでいる自分に気がつくところから、はじまる。おっ、なんだか私の好きな作家、古川日出男のような書き出し。
記憶を失った主人公が山奥で出会った昭光としばらく旅をつづけ、その後別々に旅を続けるのですが、主人公はその中で失った記憶を取り戻していくのです。なぜ、沖縄の山の中に自分がいたのか、なぜ身元を証明するようなものを1つも持っていなかったのかが、次第に明らかにされます。

主人公が出会った人々は、いびつであったり、悲しかったりするのだけれど、どんな人間も何かを抱えて生きているのがよくわかります。小説って、人の生を描くことなのね・・・・

抜き書き
「あたしたちって、 ヨルサクハナだなって、もうこの入口入るとでられないって、」
「放浪は死に近い」

JUGEMテーマ:読書


モリヤ * か行 * 08:49 * comments(0) * trackbacks(1)

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搾取される若者の描写が秀逸:メタボラ

メタボラ作者: 桐野 夏生出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2007/05/08メディア: 単行本 8月18日号のAERAでは、「沖縄こもり」の記事があるが、本書はまさに沖縄を舞台に、様々な搾取される若者を桐野夏生独特の生々しさで描いている。 衝撃無しには読むことの出来

From 本読みの記録 @ 2008/08/25 10:40 PM
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