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のぼうの城 和田 竜 小学館

「冷血」を読みながら思い出した作品があった。
「冷血」のあとはそれを読もうと思っていたのだけれど
夫がめずらしく「おもしろかった」と勧めてくれたので、わりこみで読んだ。

いや・・・・すんごくおもしろかったです。

「のぼう」というのは「でくのぼう」のこと。
秀吉が天下統一をする時代、北条氏を打ち負かそうとしているところが舞台である。
この「のぼう様」は成田長親。北条氏側の大名。
臣下にも農民までにも「のぼう様」と呼ばれるうつけ者なのだけど、
秀吉臣下の石田三成の軍に果敢にも戦をのぞむ。

人の上にたつ者は、
人より秀で、人に尊敬され、畏れられ・・・と思うが、
本当に強者どもの上に立つものは
この「のぼう様」のような人なのかな、と思ったりした。

そういえば、似たような話をどこかで聞いた。
いや、あれは映画だったかな。

本当に人の上に立つものは
尊敬されたり、畏れられたりする者ではなく、
部下たちに
「おれたちがいなきゃ、この人はだめだ。この人を助けてやらなきゃ」と
思わせる者だって。

JUGEMテーマ:読書


モリヤ * わ行 * 20:37 * comments(0) * trackbacks(0)

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