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白洲次郎 占領を背負った男  北 康利 講談社

先日、NHKで放映された白洲次郎を描いたドラマを見て、何かを読んでみたいと思った私です。
夫の本棚に何冊かあったな、と思い、
「陋巷に在り」を読み終えてから探しました。
あれ・・・ない・・・
「古本屋に行ってしまったかなあ」という夫に文句を言いながら、(文句をいわれる夫は気の毒だったが)探し続けたら、この本と、白洲次郎語録のような本が残っていたのね。
よかった・・・・

これは作者が、白洲次郎とかかわりのあった人たちにお話をきいたり、とてもたくさんの参考文献を読み書いたもの。
圧巻、こんな人が日本に居たのね・・・と感動しました。

とくに、
(抜粋)
日本政府を代表してGHQとの交渉窓口を任されていたときのこと、昭和天皇からのクリスマスプレゼントをマッカーサーの部屋に持参したことがあった。すでに机の上には贈り物が堆く積まれている。そこでマッカーサーは、
「そのあたりにでも置いておいてくれ」
と絨毯の上を指差した。
そのとたん白洲は血相を変え、
「いやしくもかつて日本の統治者であった者からの贈り物を、その辺に置けとは何事ですかっ!」
と叱り飛ばし、贈り物を持って帰ろうとした。さすがのマッカーサーもあわてて謝り、新たにテーブルを用意させたという。
ーー戦争には負けたけれども奴隷になったわけではない。
それが彼の口癖だった。

このシーンはドラマでもあって、私はここにシビレちゃったのだ。

富豪の家に生まれ、イギリスの ケンブリッジ大学で若い頃を過し、その後の人生も華麗、かかわった人々は、歴史の教科書に名を見ることのできる人々である。
そんな経歴を読んでしまうと、嫌味にも感じそうだけれど、実はそんなふうにはまったく思うことがないのね。白洲次郎という人は、いつも真剣で、とてつもない人だったのだな、と思う。一流の人だなあと思います。

抜粋
プリンシブルを持って生きれば、人生に迷うことな無い。プリンシブルに沿って突き進んでいけばいいからだ。そこには後悔もないだろう。

ほんと、こうやって生きたのよね、きっと。

モリヤ * か行 * 07:49 * comments(0) * trackbacks(0)

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